ヴァランの一撃でユナイテッドがウルブスに辛勝、新守護神オナナはクリーンシートデビュー【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドは14日、プレミアリーグ開幕節でウォルバーハンプトンをホームに迎え、1-0で辛勝した。

昨季3位のユナイテッドは、新守護神のGKオナナを先発で起用。また、ボランチにはマウントが入った。

開幕直前にロペテギ前監督との契約解消があったウルブスに対し、ユナイテッドは最前線にラッシュフォード、2列目に右からアントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョと並べる[4-2-3-1]で臨んだ。

ミドルゾーンからプレスをかけてくるウルブスに対してユナイテッドがボールを握る展開となるも26分、ピンチを迎える。ロングカウンターを受けた流れからクーニャに持ち運ばれ、最後はサラビアにシュートを打たれたが、わずかに枠を外れて助かった。

さらに33分、クーニャにボックス右のスペースを突かれて際どいシュートを打たれ、ヒヤリとさせられる。

ハーフタイムにかけてラッシュフォードのヘディングシュート、ガルナチョのボックス内からの際どいシュートで盛り返したユナイテッドだったが、やや劣勢の前半をゴールレスで終えた。

迎えた後半、開始4分にユナイテッドは大ピンチ。ロングカウンターを受けた流れからマテウス・ヌネスの持ち上がりを許し、最後はクーニャに決定的なシュートを打たれるもポストに直撃して助かった。さらに55分、クーニャにミドルシュートを打たれたが、GKオナナがセーブ。

後半もペースを掴み切れないユナイテッドは68分に2枚替え。ガルナチョとマウントに代えてサンチョとエリクセンを投入した。

すると耐えたユナイテッドが76分、先制する。セットプレーの流れからボックス右のスペースを突いたワン=ビサカのクロスをヴァランがヘッドで押し込んだ。

苦しみながらも先制したユナイテッドは終盤、ラッシュフォードに代えてマクトミネイを投入し逃げ切りを図る。7分の追加タイムではウルブスの猛攻を受けると、GKオナナがPKを献上しかける場面があったものの1-0でシャットアウト勝利。

ユナイテッドがヴァランの一撃で辛くも白星スタートとしている。

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