気象庁は、奈良県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
奈良県
上北山村付近 約100ミリ(午前5時00分)
台風7号はきょう15日(火)午前5時前に和歌山県潮岬付近に上陸した。近畿地方には台風本体の発達した雨雲がかかり、奈良県では広く大雨や洪水警報が発表されている。なお、近畿地方は今夜にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがある。大雨による土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫などに厳重な警戒が必要だ。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。
