松浦魚市場の新設備 親子向けに見学会 お魚クイズなど楽しむ

製造された氷を保管する冷凍庫に入り、長袖の上着姿で写真に収まる子どもたち=松浦魚市場

 松浦商工会議所サービス部会(吉永麻衣部会長)は6日、松浦市調川町の松浦魚市場で市内の親子向けに見学会を開き、昨年3月に再整備された市場の仕組みを学んだ。
 同魚市場は2017年度から4カ年、総事業費約150億円をかけて閉鎖型の荷さばき所や桟橋などを県と整備。同魚市場に水揚げする日本遠洋旋網(まきあみ)漁業協同組合(エンマキ、福岡市)も魚市場の荷さばき所に直結した製氷冷凍工場を新設した。
 見学会は昨年10月に続いて2度目。この日は7組14人が参加し、市水産課職員らの説明を聞きながら、最新の設備を見て回った。最後は魚に関するクイズがあり、子どもたちが賞品を目指して盛り上がった。
 市立御厨小4年の古賀妃可里さん(9)は「冷凍庫の中が寒過ぎてびっくりした。お魚クイズで『おじさん』という名前の魚がいることを知って面白かった」と満足した様子だった。

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