2023-24シーズンが開幕したプレミアリーグ。
エリック・テンハフ監督体制2年目を迎えたマンチェスター・ユナイテッドは、15日に行われたホームでのウォルヴァーハンプトン戦に1-0で勝利した。
後半31分にラファエル・ヴァランのゴールで先制。終盤にGKアンドレ・オナナが相手選手に激突するもPKなしの判定となった。
この試合でのユナイテッドのフォーメーションがこちら。
左サイドバックのルーク・ショウはポゼッション時には偽サイドバックとしてカゼミロの隣まで上がってプレーすることも。
ただ、元ユナイテッドDFギャリー・ネヴィルは、この戦術に不満だったようだ。
『Sky Sports』の解説で、ウルヴスは素晴らしかったとしつつ、ユナイテッドは中盤が存在せず、前線の3人も守備でハードワークしていなかったと指摘。ショウの偽SB起用にも疑問を呈していた。
「ちょっと気が狂いそうになったね。
昨季のユナイテッドがホームで得点を必要とした時、ベストな攻撃的選手のひとりはショウだったはずだ。
（左サイドで）ガルナチョやラッシュフォードとのコンビネーションを見せた。
オールドトラフォードではシンプルな話だ。ピッチがワイドなので、チームを引き延ばすことができる。
あそこに行くのが苦手なサイドバックなら、偽サイドバックにするな。あそこに入るのがうまい選手を置け。
ショウは左ウィングとのコンビで前進する最高のアタッカーのひとりだ」
サイドで攻撃力を発揮するショウをボランチの位置に置くのは勿体無いと感じているようだ。
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一方、今月9日に就任したばかりのウルヴスのギャリー・オニール監督は「中盤をオーバーロードさせ、ボックス内を4vs3にして、ディティールにこだわった。私がいつもやっているアプローチだが、選手に合わせて微調整した」と話していた。
