広島市の市立保育園で調理員の女性(57)が死亡 排水に含まれる油やゴミが直接下水道に流れるのを防ぐ設備を清掃中か

広島市は市立保育園で、勤務中の調理員の女性(57)が死亡する事故が起きたことを明らかにしました。

広島市によると、安佐南区の市立保育園で、14日午後5時20分ごろ、調理員の女性(57)が敷地内の地面に設置してある「グリストラップ」を清掃中、何らかの原因で頭部から転落している状態のところを、別の職員が発見しました。調理員は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。「グリストラップ」は、給食室から出る排水に含まれる油やゴミが直接下水道に流れるのを防ぐ設備で、深さは約1メートルあります。広島市は、事故の再発防止を講じるとしており、グリストラップの清掃は、複数の職員で行うことなどを、公立・私立の全保育園などに周知徹底することにしています。

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