8月11日から14日にかけて、ラ・リーガ第1節の10試合が行われた。
前年度王者バルセロナはアウェイでヘタフェと対戦。前日に選手登録が完了したイルカイ・ギュンドアンやオリオール・ロメウらが先発出場した試合は、42分にラフィーニャが、57分にはヘタフェのハイメ・マタが退場となり、その後バルセロナのシャビ監督にもレッドカードが提示される荒れた展開に。両チームともにゴールは奪えず、スコアレスドローに終わった。
アスレティック・ビルバオとのアウェーゲームに挑んだレアル・マドリードは、28分にロドリゴの強烈なシュートで先制すると、36分にはCKから新加入のジュード・ベリンガムが巧みに合わせて追加点。2－0で勝利を収めたが、後半開始早々にエデル・ミリトンが左ヒザを負傷し途中交代。検査の結果、前十字靭帯断裂で全治9カ月程度と診断され、開幕直前に左ヒザの前十字靭帯断裂を負ったGKティボー・クルトワに続く悲劇となった。
昇格組のグラナダと対戦したアトレティコ・マドリードは、前半終了間際にアルバロ・モラタのゴールで先制。後半に追いつかれたが、メンフィス・デパイ、マルコス・ジョレンテがゴールを奪い3－1で勝利を収めた。
久保建英が先発出場したレアル・ソシエダはホームでジローナと対戦。開始5分、左サイドからのクロスに走り込んだ久保が左足で丁寧に流し込み先制したものの、72分に失点し、1－1の引き分けに終わった。
セビージャ vs バレンシアは後半に試合が動いた。60分にムクタル・ディアカビのゴールでバレンシアが先制すると、セビージャも69分、ユセフ・エン・ネシリのゴールで同点に。しかし81分、セビージャが退場者を出すと、数的優位に立ったバレンシアは88分、カウンターからハビ・ゲラのゴールで勝ち越しに成功。2－1でアウェーチームが勝利を収めた。
ラージョ・バジェカーノは2－0でアルメリアに勝利。昇格組のラス・パルマスはマジョルカと対戦し、1－1の引き分けに終わっている。新戦力のイスコがトップ下で先発出場したベティスは、ビジャレアルに2－1で勝利した。カディスは開始早々に挙げた1点を守り切り、昇格組のアラベスに勝利した。
◉ラ・リーガ 第1節 結果
アルメリア 0－2 ラージョ・バジェカーノ
セビージャ 1－2 バレンシア
レアル・ソシエダ 1－1 ジローナ
ラス・パルマス 1－1 マジョルカ
アスレティック・ビルバオ 0－2 レアル・マドリード
セルタ 0－2 オサスナ
ビジャレアル 1－2 ベティス
ヘタフェ 0－0 バルセロナ
カディス 1－0 アラベス
アトレティコ・マドリード 3－1 グラナダ
