デ・ブライネが再びハムストリングを負傷。一定期間の離脱が確定

写真:開幕戦で前半23分にピッチを退いたデ・ブライネ

2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕節でバーンリーと対戦し、3-0と快勝したマンチェスター・シティだが、司令塔のベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが負傷交代するアクシデントに見舞われた。

この試合に先発出場したデ・ブライネだったが、20分過ぎに不調を訴えてクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチと交代。イギリス『BBC』電子版は試合後のジョゼップ・グアルディオラ監督のコメントを伝え、デ・ブライネがハムストリングを痛めたことを明らかにした。

グアルディオラ監督は試合後にこうコメントしている。

「彼は順調に回復していたが、今回、我々は再び彼を失ってしまった。UEFAチャンピオンズリーグ決勝で負傷したのと同じ箇所、同じポイントであり、彼はしばらく離脱することになるだろう」

デ・ブライネは2022-23シーズンのCL決勝で右足ハムストリングを負傷し途中交代。試合後に「シーズン最後の2週間、ハムストリングに多くの問題を抱えていたが、それが切れてしまった」とコメントしていた。

オフシーズンはリハビリに励み、当初は新シーズンの開幕には間に合わないと見込まれていたが、プレミアリーグ開幕に先立って行われたコミュニティ・シールドのアーセナル戦には後半途中から出場し、順調な回復ぶりを見せていた。

バーンリー戦でも先制ゴールの起点になるなど好プレーを見せており、グアルディオラ監督も「最初の数分間はいいプレーをしていた」と認めていたいただけに、離脱はマンチェスター・シティにとっては痛手となる。

対戦相手の指揮官であり、マンチェスター・シティのOBでもあるヴァンサン・コンパニ監督も試合後に「彼が回復することを願っている。彼は本当に素晴らしい選手だからね」と語り、デ・ブライネの早期回復を願った。

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