【台風7号影響】交通機関やお盆休みの行楽地、物流にも…石油元売り大手「ENEOS」店舗は臨時休業や営業時間短縮 15日(静岡県)

近畿地方を北上している台風7号は、交通機関やお盆休みの行楽地など、静岡県内にも影響を与えています。

(川口 卓也 記者)

「浜松市の海岸です。普段はおだやかですが、辺り一面白波がたっています。ドーンドーンと音がします」

遠州灘の海岸に次々と押し寄せる白波。浜松市では、14日 夜から雨と風が強まり時折、雨が地面を強く打ち付ける様子もみられました。

JR東海は15日、東海道新幹線の名古屋~新大阪間を終日運休に。東京~名古屋間も大幅に本数を減らしましたが、16日は全ての区間で通常通り運行する予定です。

台風の影響は行楽地にも…。レジャー施設が多くある浜松市西区の舘山寺も人はまばらでした。「はままつフラワーパーク」も臨時休園となり強風で折れた枝の回収などに追われました。

(はままつフラワーパーク 徳増祐志さん)

「普段はこちらに展示していますが、雨と風が心配なので、植物が傷まないよう寄せている」「お客様の安全を考慮して休園にした」

物流にも大きな影響が出ています。

(佐野 巧 記者)

「静岡市内のガソリンスタンドです。台風の影響により臨時休業となっています」

石油元売り大手の「ENEOS」は、ガソリンなど石油製品の船舶による輸送が大幅に遅れ、十分な在庫が確保できないことから15日、県内の一部の店舗は臨時休業や営業時間を短縮したということです。船舶による輸送の再開はあさって17日ごろを見込んでいます。

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