保育園の排水装置に転落か 女性調理員が死亡 広島市

広島市立の保育園で、調理用の排水装置を清掃していた調理員が、死亡する事故があったことがわかりました。

広島市によりますと14日午後5時20分ごろ広島市安佐南区の保育園で、女性の調理員が調理用の排水装置に頭から転落しているのを、保育士が発見しました。

すぐに救急車で搬送されましたが、病院で死亡が確認されました。死因は溺死だということです。

調理員は1人で「グリストラップ」という調理で排出する油などが、下水に流れないようためておく装置を清掃中でした。

広島市は再発防止策としてグリストラップを清掃するときは1人で作業しない事などを、市内の全ての保育園などに徹底するということです。

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