新型コロナ5類以降 初のお盆 帰省ラッシュがピーク 広島

新型コロナが5類に移行してはじめてお盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュがピークを迎えています。

JR広島駅は朝から大きな荷物を持った家族連れなどで混雑していました。

埼玉から帰省「父の還暦のお祝いがあるので一日ホテルで過ごして、あとは広島でゆっくり過ごしたいです」

JR西日本によりますと新幹線の下り、広島駅発のぞみ5号博多行きは自由席乗車率が130%になっています。また指定席も夜までほぼ満席となるなど帰省ラッシュのピークを迎えています。

お盆期間中の指定席の予約数は2018年と比べて約9割と新型コロナ感染拡大前の水準にほぼ回復しているということです。

上りのピークは15日になるとみられていますが、JR西日本は台風7号の進路次第では山陽新幹線の一部の列車で運転取り止めなどを行う可能性があるとしています。

ネクスコ西日本によりますと、11日午後3時半現在までに県内の高速道路では1km以上の渋滞が7件発生しています。また山陽道下り、三原久井ICから河内IC間で最大13km、広島東IC付近でも最大12kmの渋滞が発生しました。笠岡ICから尾道JCTまでの山陽道下りで最大29kmの渋滞も

起きていました。

また空の便ではお盆期間の広島ー羽田線の予約は去年と比べて日本航空が127%、全日空が169.3%と混雑しています。

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