アメリカンフットボールの日米高校親善試合「パシフィック・リム・ボウル」が、神戸市灘区の王子スタジアムで4年ぶりに開かれた。関西の高校選抜チームと、米オレゴン州から来日したアシュランド高の生徒が対戦。観光などの交流プログラムもあり、競技を通じて親睦を深めた。
アメフトの本場米国との親善試合は1988年にスタート。ほぼ2年おきに日米で交互に開催されてきたが、新型コロナウイルス禍もあり、2019年を最後に実施できずにいた。
今年の選抜チームには兵庫から関学、啓明、宝塚東、仁川の選手が参加。親善試合は7月下旬にあり、関西高校選抜が47-14で勝利した。主将を務めた関学のRB永井は「ゴールへの執着心や競技を楽しむことなど、本場のプレースタイルを知ることができた」と手応えを感じていた。(山本 晃)