【台風7号】お盆シーズン直撃…観光施設は休園 キャンセルで打撃「まったく違うものに」関係者も落胆

台風7号の影響が「かき入れ時」となるお盆シーズンを直撃。静岡県内の観光業は大きな打撃を受けています。

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Qどこから来たのですか?
<来園者>
「アメリカ・ロス」
<記者>
「お休みなんです」
<来園者>
「残念です」

浜松市北区にある「はままつフルーツパーク」、8月15日は午前9時からの開園でしたが、台風7号の接近に伴い臨時休園になりました。さらに、浜名湖周辺にある浜松市動物園や「はままつフラワーパーク」(浜松市西区)も臨時休園に。

「はままつフラワーパーク」の園内では台風に備え風に飛ばされないようにテントをひもで縛るなどの対策が取られていました。

<はままつフラワーパーク 徳増祐志さん>
「お盆のいい時に、この台風が来てしまって、普段でしたらお子さま連れの家族が多く園内に見られるんですけれども、きょうは台風接近という事で残念ながら休園という処置をさせていただいています」

一方、台風がそれたこともあり、観光地・熱海には大勢の観光客で賑わっていました。

<観光客>
「ヒヤヒヤしましたけど大丈夫でした」
<観光客>
「本当は予定を変えようかなと思ってたんですけど、キャンセルしようかなと思ってたんですけど(台風が)それちゃったんで。行ける思って来ちゃいました」

しかし、宿泊施設ではキャンセルが相次ぎました。

<月の栖 熱海聚楽ホテル 森田金清社長>
「お盆、ゴールデンウィーク、正月が我々にとっては忙しい時期だったんですけど13、14、15はまったく違うものになってしまいました」

このホテルでは台風の接近に伴い、お盆期間の予約が2割程度減ったといいます。

<月の栖 熱海聚楽ホテル 森田金清社長>
「すでに時遅しで新しい予約が入ってこない状況です。お盆終わってからでも夏休みが続きますのでお客様に来ていただきたいと思います」

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