高岡向陵3位 高校相撲十和田大会 県勢初の団体入賞

団体で3位入賞した高岡向陵(同校提供)

 第72回全国高校相撲十和田大会(15日・青森県十和田市屋内グラウンド)新型コロナ禍での中止を経て4年ぶりに開催され、高岡向陵が団体で3位に入った。6日の全国高校総体で16強止まりとなった悔しさを土俵にぶつけ、同大会で県勢初の団体入賞を手にした。

 高岡向陵は先鋒・最上想生(3年)、中堅・平河ジェイキ(同)、大将・三澤隼人(同)の布陣で、予選1回戦の秋田北鷹に2―1で勝利。その後は大将を高島一人(2年)に替え、同2回戦で和歌山商を2―1、同3回戦で日体大荏原を3―0でそれぞれ下した。

 予選3戦全勝で進出した決勝トーナメントは1回戦で五所川原農林、続く準々決勝で文徳をそれぞれ2―1で破った。準決勝は予選で勝利した和歌山商と再戦。最上は突き倒され、平河は前に出るも体勢を崩した隙を突かれて送り倒しに屈した。敗戦が決まったが、高島が最後に押し倒しで勝利し、意地を見せた。

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