KENDAMAワールドカップ2023開催

広島県廿日市市 2023729日・30

【香港から出場のTOMONARI 現地開催は初出場】

1日≫

2023年KENDAMAワールドカップ第1日の予選には、876選手が参加しました。

予選のルールは、前半5種目(3分)と後半5種目(3分)の計10種目(6分)で得点を競います。上位26位までがそれとは別に今大会が10回の記念大会ということで、10人がワイルドカードとして地域別で選ばれました。計36名が翌日の決勝戦に進出となります。難易度は別表のように12段階×10種類=120通りのパフォーマンスの中から選択します。TOMONARIは100点中87点の高得点で17位。見事に予選を突破し、第2日の決勝戦に駒を進めました。

2日≫

決勝戦は3分の制限時間内で一発勝負。予選時と同じく120通りのパフォーマンスの中から自由に選択して得点を競います。予選時とは違って種目数は制限時間内であればいくつでも選択できます。

TOMONARIは10種目を選択し1060点を目標に上位入賞を狙います。練習時には制限時間の3分内で10回中8回は成功していましたが、この日は日本のスター選手が勢ぞろいで会場には1500人以上の観客、ユーチューブでのライブ中継、そして広島テレビの放送もあり緊張状態にありました。その為かパフォーマンスは振るわず、3分のパフォーマンスは10種目中2種目を落として762点で終了しました。

終わってみれば21位と残念な結果でした。優勝者の得点が1543点でしたが、10位が1016点でしたので、TOMONARIは上位入賞者との差はそれほど感じることもなく、逆に手ごたえを感じた初参戦でした。

(一昨年のオンラインでの参加時は93位でした)

TOMONARIの感想)

まだKENDAMAのキャリアは3年ですので来年は1400点を目標にトップ5を目指します。それと来年のワールドカップまでにもう一つの目標があります。それは現在、通っているインターナショナル・スクールに「KENDAMAクラブ」を創設する事です。日本の文化と海外の文化を融合した『KENDAMA』を世界に拡大させていく夢に向かって進んでいきます。今回のワールドカップでの収穫は、これまでオンラインでしかコミュニケーションを取れていなかったKENDAMA仲間やスター選手達と実際に広島で会い、多くの友人が出来た事です。早速、8月下旬にKENDAMA仲間が香港に遊びに来ます。僕にとってのKENDAMAは日本人・外国人を問わず最高のコミュニケーションツールです。これからもKENDAMAを通じて日本人と外国人の文化交流を深めていきたいと思います。

厳島神社

(後記)

KENDAMAワールドカップは、当初は広島県廿日市市が「けん玉」の発祥の地とあって、町興しとして10年前にスタートしましたが、SNSを通じて海外にも広がり、今年も17か国から参加者を迎えました。

優勝者の五十嵐拓哉さんは、昨年に続いて2連覇となりましたが、日本のTV番組でもよく紹介されています。会場の盛り上がり方は通常のスポーツと同じで、MCの方々がバイリンガルで選手紹介や司会進行している点もKENDAMAが如何に国際化されているかを実感できます。2日間の模様はユーチューブでもアップされていますので、その様子を確認していただければと思います。

(記・玩具の大王)

TOMONARIのスポンサー けん玉のWooda

© HKP