タイ最南部で花火倉庫の大爆発事故

マレーシアと国境を接する最南部ナラティワート県にある花火倉庫で7月29日に大規模な爆発が起きて12人が死亡、121人が負傷した事故で、倉庫のオーナー夫婦(ともに42)が8月6日、南部ソンクラ県サダオ郡の国境通行所でマレーシアから帰国したところを逮捕された。2人には業務上過失致死、無許可での花火の輸入・販売などの容疑がかけられており、警察署で2人に容疑が伝えられた。このほか、爆発した倉庫は許可なく建設、増築されたもので、これについても2人は罪に問われている。また、爆発現場には地面に2つの大きな穴ができていたが、関係当局の担当者によれば、大きな穴は花火とは違う強力な火薬・爆発物が倉庫に保管されていたことを示唆しており、この点についても捜査が行われる可能性があるとのことだ。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

© HKP