国際サーフィン協会（ISA）は15日、男子の稲葉玲王が条件付きでパリ五輪の出場権を獲得したと発表した。来年2月開幕（プエルトリコ）のワールドゲームズ（WG）に出場すれば、正式に五輪切符が確定する。
既に条件付きでパリ五輪出場権を獲得していた東京五輪銀メダルの五十嵐カノア（木下グループ）が、予選でより優先度の高いプロ最高峰チャンピオンシップツアー（CT）で上位10人（各国上限2人）に入ることが15日に確定。5～6月のWGでアジア勢最上位となって五十嵐が手にした権利は、アジア勢2位の稲葉に繰り下がった。
千葉県出身で26歳の稲葉は五輪初出場となる。
