久保建英にサウジアラビアから強い関心、本人は移籍する気なし「自分の将来は決まっていた」

[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(22)は、今夏サウジアラビアからオファーがあったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

ソシエダの一員として2022-23シーズンはチームの躍進に貢献した久保。今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の出場権も獲得しており、さらなる飛躍が期待されている。

チームの攻撃の核を担っていた元スペイン代表MFダビド・シルバがシーズン前の負傷により電撃引退。より久保の活躍に期待がかかる中、開幕戦となった12日のジローナ戦では見事にゴール。2シーズン連続で開幕戦でゴールを記録する活躍を見せていた。

その久保には今夏オファーが来ていた中で、ナポリと移籍市場を賑わしているサウジアラビアから熱心なオファーがあったとのこと。ジローナ戦後に久保が明かした。

「僕がそれをコントロールしているのではなく、代理人が管理しています」

「彼が僕にいくつかのことを話したのは事実ですが、僕はハッキリとしていました」

「4年前の夏から僕はチームを探し続けていたので休みたかったですし、今年の夏は自分の将来が決まっていたので、リラックスしていました」

『ムンド・デポルティボ』によれば、ナポリは6000万ユーロ(約95億3000万円)に契約解除条項が設定されている久保に対し、移籍金3000万ユーロ(約47億6000万円)以上を支払う気がなかったとのこと。一方で、アル・ヒラルは年俸として1600万ユーロ(約25億4000万円)を提示。移籍金4000万ユーロ(約63億5000万円)で獲得を目指したが、断られることとなった。

多くのスター選手が集まるサウジアラビアの獲得リストに入っていた久保。ソシエダで、昨シーズン以上の活躍を見せてもらいたいところだ。

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