ネイマール、アル・ヒラル移籍が決定。2年契約で報酬は最大556億円!

写真:アル・ヒラル加入が発表されたネイマール ©Getty Images

サウジアラビアのアル・ヒラルは8月15日、パリ・サンジェルマンからブラジル代表FWネイマールを獲得したことをクラブ公式X(旧ツイッター)で発表した。契約期間は2年間で、1年間の延長オプションが付けられている。また、背番号は10番に決定している。

移籍金や年俸の額は明らかにされていないが、スペイン『アス』紙電子版によると、パリ・サンジェルマンに支払われる移籍金は9000万ユーロ(約142億9680万円)で、さらに試合数やゴール数に応じた出来高4000万ユーロ(約63億5410万円)、その他の成績に応じた出来高1000万ユーロ(約15億8850万円)が加わり、最高で1億4000万ユーロ(約222億3940万円)になるという。

また、ネイマールへの年俸は1億ユーロ(約158億8530万円)で、広告料としてさらに1億5000万ユーロ(約238億2860万円)が追加される可能性があるそうで、2年契約を全うすれば3億5000万ユーロ(約556億円)を手にすることになるという。

パリ・サンジェルマンではこれまで、バレンシアにポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスを売却した際に得た4000万ユーロ(約63億5400万円)が獲得移籍金の最高額だったが、ネイマール放出によって得た移籍金はそれを大幅に上回るクラブ史上最高額となった。

パリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長はクラブの公式サイト上で、ネイマールに対して次のような惜別のメッセージを送っている。

「ネイマールのような世界最高の選手の一人、素晴らしいプレーヤーに別れを告げるのはいつも難しいことだ。彼がパリ・サンジェルマンに到着した日のこと、この6年間、彼がこのクラブと我々のプロジェクトに貢献してくれたことは決して忘れない。私たちは素晴らしい瞬間をともに過ごした。ネイマールはこのクラブの歴史における大きな部分を占めることになるだろう。ネイマールと彼の家族に感謝の言葉を伝えたい。彼の未来と次なる冒険の成功を祈っている」

© 株式会社SPOTV JAPAN