「大きな損失」グアルディオラ監督が重傷を認めたデ・ブライネに言及「手術をどうするか決断する必要がある」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、負傷したベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

2022-23シーズンは悲願のチャンピオンズリーグ(CL)を制し、プレミアリーグ3連覇を達成。FAカップも優勝し、見事に3冠を成し遂げたシティ。今シーズンもタイトル獲得に向けてスタートした。

しかし、プレシーズンマッチから負傷していたデ・ブライネは、開幕戦となった11日のバーンリー戦に先発出場。しかし、23分にハムストリングを痛めて交代していた。

ゲームメーカーであり、決定的な仕事ができるデ・ブライネの離脱は大きな痛手だが、予想以上に重いケガになるとのこと。セビージャとのUEFAスーパーカップを前にした記者会見で、グアルディオラ監督が明かした。

「重傷だ。手術をどうするか決断する必要があるが、数カ月の離脱になるだろう」

「数日中に決断する。手術を受ければ、わからないが、3、4カ月は離脱する」

手術を受けるかどうかはこれから決めることになるとしたものの、しばらく離脱することは間違いないデ・ブライネ。グアルディオラ監督は、チームにとって大きな痛手になると語りつつ、他の選手たちの奮起に期待した。

「まず第一に、ケビンの負傷は我々にとって打撃であり、大きな損失だ」

「ケビンには特別な資質がある。1、2試合負けるかもしれないが、長い間となれば我々にとっては厳しい」

「ただ、我々は前を向く必要があり、他の選択肢もある」

「他の選手たちには今、チャンスがある。人生ではそういうこともある。彼らはそれを受けいてれくれると確信している」

その中でも期待されるのは、イングランド代表MFフィル・フォーデン。ワイドでのプレーもできる一方で、デ・ブライネの役割も可能。他の選手と共に期待を口にした。

「彼はそこでもプレーできるし、サイドでもプレーできる」

「ただ、クラブは初日から本当に良いチームを見せてくれたので、我々は解決策を見つけるつもりだ」

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