100年前の関東大震災で発生した高さ200mの“炎の竜巻”とは一体?

関東大震災から100年となる9月1日(金)、TBSでは報道特別番組『関東大震災から100年 あす巨大地震が来たら』を午後5時50分から放送する。MCは加藤浩次とホラン千秋が務める。

10万人以上が犠牲になった関東大震災。その90%が「火災」による犠牲者だった。
中でも甚大な被害を出したのが、高さ200mにも上ったとされる巨大な炎の竜巻“火災旋風”。火災旋風は一体どのようにして起きるのか? 100年たった今でも、火災旋風は私たちを襲うのか?
今回、番組では火災旋風を発生させる大実験を実施、バラエティ番組でも人気のあばれる君がリポートする。あばれる君は福島県出身で、東日本大震災後、何度も被災地に足を運んで復興支援を行っている。
大実験では炎が“火災旋風”に姿を変える瞬間を捉えた。火柱の大きさや熱風に、あばれる君も驚きを隠せない。火災旋風は自転車や人も飲み込んでしまう威力である。さらに“見えない火災旋風”も出現する。
火災旋風が発生する予兆とは? もしも火災旋風が発生したら、私たちはどこに避難すればいいのか?

番組ではMCの加藤、ホランと共に関東大震災で多くの犠牲を出した“揺れ”、“津波”、“火災”、“デマ”の4つのテーマを深掘りし、クイズを交えて巨大地震への理解を深める。そして生き抜く知恵を見出していく。
・住宅街でこそ起きやすい土砂災害の脅威とその対策とは?
・地震からわずか8分で津波が襲ってくる可能性がある鎌倉で、逃げ切るためのある方法とは?
・大実験・・・関東大震災で起きた炎の竜巻「火災旋風」は今の日本でも起きるのか?
・SNSが普及しAIが台頭する今、震災のたびに繰り返されてきた「デマ」をどう見抜くのか?

(C)TBS

TBSとJNN各局が総力取材! 「防災クイズ」や「大実験」、「再現ドラマ」を通して、あなたとあなたの大切な人を守るための防災力をアップさせる番組だ。
また、特番の前後1週間、『JNNニュース』『Nスタ』『news23』などの報道番組では「関東大震災100年プロジェクト つなぐ、つながる」と題して、関東大震災や防災に関する企画を集中的に放送する。

■コメント
<あばれる君>
関東大震災では火災でかなりの被害があったことは知っていたのですが、火災旋風のことは知りませんでした。今回、実験に参加して、火の回るスピード、熱さに言葉を失ってしまいました。とても怖かったです。大火災を引き起こす地震は、次も必ず来ると言い切っていいと思います。地震に備えて、最低限の知識や避難方法を頭に入れておくことが必要だと強く感じました。そうしたことを感じることができる番組になっていますので、ぜひご覧いただいて、参考にしてほしいと思います。

◆『関東大震災から100年 あす巨大地震が来たら』
9月1日(金)午後5:50~8:00
(C)TBS

© 株式会社ジェイプレス社