サラーもサウジアラビアに? リバプールとのクラブ間交渉を求めていると報道

[写真:Getty Images]

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー(31)にサウジアラビアへの移籍の可能性が再び浮上した。

今夏の移籍市場でヨーロッパのクラブから多くの選手を獲得しているサウジアラビアのクラブたち。15日には、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールをアル・ヒラルが獲得していた。

ビッグネームの到着も相次ぐ中、もう1人ターゲットに浮上。それがサラーだという。

予てからサウジアラビア側からの関心が寄せられていたサラー。しかし、代理人を務めるラミー・アッバス氏が「もし、今夏リバプールを離れることを考えていたら、昨夏の契約更新はなかっただろう。モハメドは依然としてリバプールにコミットしている」と主張。リバプールに留まるとしていた。

そのサラーは、13日に行われたプレミアリーグ開幕戦のチェルシー戦に先発出場。チームの2点目を決めたかに思われたが、これはオフサイドで取り消し。ゴールは生まれず、チームも引き分けに終わっていた。

今季もリバプールのエースとしてプレーするものと見られていたが、カタール『Alkass』によれば、サウジアラビアのクラブとリバプールが話すように求めたとされている。

サラーは、サウジアラビアのエージェントに対し、今夏の退団に関してリバプールと交渉をスタートすることを許可したとのこと。まずは、クラブのスタンスを確認したいということのようだ。

今夏すでにリバプールからはキャプテンを務めていたイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンがアル・イテファクに、ブラジル代表MFファビーニョがアル・イテハドに完全移籍。サラーには、アル・イテハドが関心を寄せられていると報じられていた。

クラブ間の合意があれば、サラーは移籍する気があると見られており、あとはどのクラブに行くのか。スター揃いのリーグに、また1人実力者が加わる可能性があるようだ。

© 株式会社シーソーゲーム