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中小企業の社員や家族らが入る全国健康保険協会(協会けんぽ)は16日、加入者の1%に当たる約40万人について、マイナンバーと公的医療保険情報のひも付けができていないと明らかにした。加入者が協会けんぽにマイナンバーを通知していないことが主な理由。マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」で医療機関を受診できないという。
他の健康保険組合でも同様の事例があるとみられる。ひも付けされていなくとも、従来の保険証による受診は可能。
協会けんぽは2016年にひも付け作業を始めた。事業主を通じてマイナンバーを提出するよう呼びかけても、応じないケースなどがある。