台風7号の影響で、静岡県東部には活発な雨雲がかかり続け、富士市では1時間に92ミリの猛烈な雨を観測しました。
こちらは16日午前11時ごろ富士市で撮影された映像。大雨で道路は川のようになり交差点は冠水。複数のマンホールから水が噴き出し、車が水しぶきを上げながら走っていました。
気象台によりますと、台風7号は遠ざかりましたが、南から暖かく湿った空気が流れ込み、午前中には静岡県東部を中心に発達した雨雲がかかり続けました。
富士市では静岡県の雨量計で、午前10時半ごろからの1時間の降水量が92ミリの「猛烈な雨」を観測。
また静岡地方気象台によると、富士市では降り始めから午後1時までの降水量が265.5ミリとなりました。
この大雨により、静岡市南部と富士市、富士宮市には土砂災害警戒情報が発表されています。
また静岡市葵区、駿河区、清水区や富士市・富士宮市の土砂災害警戒区域には避難指示が出されています。
また、大雨の影響で東名高速は清水JCT~沼津ICの上下線で、新東名高速は新清水IC~新富士ICの上下線で通行止めとなっています。