【ビルボード】YOASOBI「アイドル」がストリーミング18連覇達成 めいちゃん新曲が4位初登場

2023年8月16日公開(集計期間:2023年8月7日~8月13日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、YOASOBIの「アイドル」が18週連続首位を獲得した。

「アイドル」は、TVアニメ『【推しの子】』のオープニング・テーマで、4月12日に配信開始。4月19日の当チャートで初登場首位を獲得すると、3週目には週間2,500万回超えを記録して、週間再生数の歴代2位となる数字をたたき出した。その後も首位をキープしながら再生回数を積み重ね、チャートイン5週目に2023年リリース楽曲としては初となる累計再生数1億回超え、チャートイン9週目に2億回超え、チャートイン14週目に累計再生数3億回超えをそれぞれ史上最速で達成した。アニメは6月28日に最終話が放送されており、楽曲の再生回数からも話題性の落ち着きは感じられるものの、前週比97%の14,965,597回を記録し、依然として週間1,000万回再生の大台をキープして、連続首位記録をさらに伸ばした。

同曲は、米ビルボード・グローバル・チャートにおいて、6月10日付の“Global Excl. U.S.”で首位、7月1日付の“Global 200”では自身最高位の7位をそれぞれ獲得した。なお、YOASOBIは8月13日に音楽フェス【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023】に出演し、ヘッドライナーを務めたほか、8月19日に東京公演、20日に大阪公演が開催される【SUMMER SONIC 2023】への出演を控えている。こうした大型フェス出演による楽曲プロモーションの効果が、次週チャートには反映されるかもしれない。

2位は、TVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」のオープニング・テーマであるキタニタツヤ「青のすみか」。当週の再生回数は前週比104%の9,982,812回で、前週より1ランクアップした。キタニタツヤは、8月11日に【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023】、8月12日に【RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO】に出演しており、こうしたパフォーマンスの機会がストリーミングを活性化させたと予測できる。なお、同アニメのエンディング・テーマである崎山蒼志「燈」は、前週28位→当週18位と最高位を記録。3位には、JUNG KOOK「Seven (feat. Latto)」が続く。

当週初登場した楽曲のうち、フジテレビ系『めざまし8』のエンディング・テーマに起用されている、めいちゃん「エンジョイ」が4位で最高位をマーク。同曲は、8月7日に配信が開始し、同日にミュージック・ビデオも公開。リリースに伴うキャンペーン施策も展開されており、初のトップ10入りを果たした。そのほか、Stray Kids「Super Bowl」、back number「怪獣のサイズ」、Official髭男dism「Chessboard」、シャイトープ「ランデヴー」、JO1「RadioVision」が初登場した。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「アイドル」YOASOBI(14,965,597回再生)
2位「青のすみか」キタニタツヤ(9,982,812回再生)
3位「Seven (feat. Latto)」JUNG KOOK(9,808,590回再生)
4位「エンジョイ」めいちゃん(9,025,257回再生)
5位「怪獣の花唄」Vaundy(6,469,041回再生)
6位「青と夏」Mrs. GREEN APPLE(6,241,250回再生)
7位「Magic」Mrs. GREEN APPLE(6,207,364回再生)
8位「ETA」NewJeans(5,981,322回再生)
9位「ケセラセラ」Mrs. GREEN APPLE(5,765,979回再生)
10位「美しい鰭」スピッツ(5,699,506回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“Hot 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。

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