レギュラーガソリンの価格高騰が止まりません。県内の平均小売価格は１５年ぶりに１８０円を超えました。家計への影響を抑えるため専門家に節約術を聞きました。
野村舞アナウンサー「お盆の帰省などで車を使う機会が増える中、ガソリン価格の高騰は止まる気配がありません」
資源エネルギー庁によりますと、レギュラーガソリンの平均小売価格は１８０円６０銭となり先週から９０銭の値上げとなりました。１８０円台は２００８年の８月以来１５年ぶりです。
給油客「１８０円台高いよね。安いところ探すかね」「ライフラインの一種だと思っているから経費がかかるなと思って大変です。国の施策で生活が安定するように調整していただきたい」
県内のレギュラー平均価格は５月下旬の１６５円８０銭から１２週連続で上昇し、１８０円６０銭に。これまでの最高値１８３円２０銭（２００８年８月）に迫る勢いです。
ダイヤ石油 矢田部秀一マネージャー「率直な感想としては上がってきているので（値上げは）しょうがないかなと」
止まらない値上がりをうけこちらのガソリンスタンドでは店舗の割り引きサービスを利用する人が増えているといいます。
矢田部秀一マネージャー「価格を下げる努力としてはアプリに入っていただくようにおすすめしています。以前おすすめして断られたお客さまが『やっぱり入る』という形でお声がけいただくことがある」
１円でも安く給油したいという人のため、注目を集めているのが…
野村舞アナ「ガソリンを少しでも安く入れようとガソリン価格を比較できるサイトへのアクセスが増えているんです」
地図上にガソリンスタンドが表示され、価格を比較できるサイト「ｇｏｇｏ．ｇｓ」。約４６万人のユーザーがガソリン価格をリアルタイムに共有しています。
ゴーゴーラボ 宗像祐典代表「価格が上がり始めてか約２倍近くアクセスが増えていて、さらに上昇している」
サイトを運営する会社の宗像さんによりますと、政府の段階的な補助金の削減により今後も価格高騰は続く見込みということです。
ゴーゴーラボ 宗像代表「９月末には補助金がなくなるその影響でも毎月定期的に上がっている状況です。９月末までは基本的に上がる方向のため早めに給油しておいた方が安く給油できると思う」
