お盆休みの列島を直撃した台風７号。新幹線の運転再開もつかの間、ほとんどの区間で長時間の見合わせが続き混乱の１日となりました。
金尾真弓記者「きょうは朝から大きな荷物を持った人たちで大変混んでいたのですが、今新幹線が止まっているということで更に人の数は増えてきています」
広島駅はお盆休みのＵターン客など朝から大混雑に。新幹線は始発から通常通り運行の予定でしたが、静岡県の大雨により午前９時半ごろから上下線で運転見合わせとなりました。
東京からの旅行客「きのうも延泊して指定席を買っていたが動かない。１時間半くらい待っている」
広島に里帰り「朝一で見た時には運休なしだったから来たが、帰れそうにないのであすに変更しようかと考えている」
みどりの窓口や切符売り場など至る所に長い行列が。座り込んで運転再開を待つ人の姿が多く見られました。
山陽新幹線は午後０時半ごろに運転を再開しましたが、東海道新幹線との直通運転が終日中止となり影響が続いています。
岡森吉宏記者「午後１時前、小谷サービスエリアです。駐車場はほぼ満車多くの人で混雑しています」
山陽道上りの小谷サービスエリアには車で帰省先や旅行先から帰る家族連れなどの姿が見られました。駐車場には大阪や富山など県外ナンバーの車が多く目立ちました。
福岡から滋賀へ「（台風が）九州に来るときは関西にいて（台風が）関西に来る時はたまたま九州にいたのでうまくやり過ごせた。コロナ明けで初めて九州に行ったが全体的に（車は多い）」
鹿児島から岐阜へ「（帰り道）多分混むとは思います。早く帰りたいです」
お盆休み終盤、日本列島を直撃した台風７号。一時、大雨特別警報が発表された鳥取県では橋が流されたり土砂崩れで道路が寸断されたりし、住民が孤立状態となるなど大きな被害が出ています。
テックフォース 今岡俊和隊長「鳥取県・鳥取市の要請に基づきまして『ＴＥＣーＦＯＲＣＥ』緊急災害対策派遣隊として出発いたします」
中国地方整備局は鳥取市に緊急災害対策派遣隊＝テックフォース８人を派遣しました。河川のはん濫で被害を受けた道路の状況などを調査するということです。８人は１６日中に鳥取市に入り１週間活動する予定です。
