香港の人口、2%増で749万人

特区政府統計処は8月15日、2023年年央の香港の人口統計(速報値)を発表した。同日の香港メディアによると、年央の香港の総人口は749万8100人で、22年年央の734万6100人に比べて15万2000人増加。伸び幅は2.1%となった。22年年央から23年年央にかけての人口増加の主な理由は、同期間に17万4000人の香港住民の流入が記録され、うち3万1000人は単程証(片道ビザ)所有者の流入、14万3000人はその他の香港住民の流入となっている。同期間に記録された人口の自然減少は2万2000人、出生人数は3万2600人、死亡人数は5万4600人となっている。政府報道官は「新型コロナ措置が22年下半期から緩和され始め、香港と中国本土、世界各地との正常な往来が徐々に回復し、新型コロナ流行期間に域外にとどまっていた香港住民が香港に戻ってきた。同時に一部の本土・海外の人が各種スキームを通じて香港に流入したことで23年上半期に大量の住民流入を記録することになった」と説明した。

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