犬に『悪い人だ!』と思われてしまうNG行為4つ 敵意を感じさせるダメ行動と正しいスキンシップ

️絶対NG!悪い人認定されてしまうダメ行動

1.大きな声で話す

わんこは基本的に大きな音が苦手です。そのため声が大きい人を「この人は大きな音を出す要注意人物だ」と認識してしまい、必要以上に警戒心を抱いたり、苦手と感じて遠ざけようとしたりする傾向があります。

更に低い声にはネガティブなイメージを持ちやすいため、地声が低くて大きい男性は注意が必要です。

2.飼い主さんと喧嘩する

わんこにとって飼い主さんは絶対的な存在です。そのため、飼い主さんがネガティブなイメージを持っている人に対しては「飼い主さんの敵は僕の敵」と認識します。

わんこがいる前で飼い主さんと喧嘩するのはもっての他ですが、例えば前段でご紹介したような地声の大きな人の場合、ただ談笑していただけのつもりが、わんこにとっては「飼い主さんを叱っている!」ように見え、警戒されてしまうことがあります。

3.強引に体を触る

撫でてもらうのが大好きで誰にでもお腹を見せる人懐こいわんこもいる一方で、あまり体に触られるのが好きでない子もいます。

そういった子を強引に撫でたり無理やりハグしたり、ましてや尻尾や耳を引っ張るなどという行為をすると、あっという間に「悪い人」認定されてしまいます。

4.予測不能な行動をとる

わんこは予測不能な行動をとる相手に対して、苦手意識を抱きやすいこともよく知られています。

突然大声を出したり突然動き出すなどの行動をとると、わんこは「何事!?」とびっくりしてしまいます。小さな子供を苦手とするわんこは少なくないですが、子供の予測不能な行動も原因の1つと考えられています。

️愛が伝わる♡わんことの正しいスキンシップ方法

1.わんこの前では穏やかに

わんこは究極の平和主義者です。喧嘩はもちろんですが、大きな声や騒がしい行動を嫌います。わんこの前ではなるべく穏やかな態度を心がけると信頼を得やすいでしょう。

2.触る前にまずはあいさつ

可愛いわんこを前にすると触りたくなってしまう気持ちはわかりますが、いきなり触るのではなく、まずはあいさつするのが基本です。

自分の手の甲をわんこの鼻先に差し出し、匂いを嗅いでもらって、わんこが受け入れてくれるようであれば首周りや背中などをそっと撫でてあげましょう。もちろん飼い主さんの了承を得ることもお忘れなく。

3.嫌がっているときはしつこくしない

わんこが触られるのを嫌がっているときや、アピールしても見向きせずにどこかへ行ってしまうときなど気分が乗っていないように見えるときは、しつこく触ろうとしたり遊びに誘ったりせずに身を引きましょう。

その代わり、わんこが遊びたい気分になってまた近づいてきたときには、遊びに付き合ってあげてください。付かず離れずの距離感が大切です。

また、近づいただけで後ずさりしたり唸り声を上げるなど、警戒されている様子があるときはしつこくせずに身を引きましょう。無理やり距離を詰めようとすると咬傷事故に発展する可能性もあります。

️まとめ

いかがでしたでしょうか?「愛犬家なのになぜか犬に嫌われる…」と嘆いている人は、普段の自分の行動が今回ご紹介したNG行動に当てはまっていないか振り返ってみてください。

とはいえ一度「悪い人」認定されてしまうと、わんこの信頼を取り戻すのはなかなか難しいもの。正しいスキンシップで徐々に信頼関係を築きながら、これから出会うわんこには同じNG行動を繰り返さないよう注意していきたいですね。

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