新幹線の運転見合わせは、台風の影響を受けたお盆のUターンを再び直撃、広島駅は、大混雑しました。
■小田成実記者リポート
「きょうは新幹線が通常通り運行する予定だったんですが、遅れが出てしまった影響もあり、広島駅の改札前には多くの人が並んでいます」
台風7号が通過し、始発から通常運転を始めた矢先。異変が起きたのは午前8時半ごろ。静岡での大雨のため東海道新幹線が運転を見合わせたため、山陽新幹線も最大でおよそ3時間にわたり運転を見合わせました。
■群馬に戻る
「えっ、通常通り運転しとるという話を朝一から聞いていたのであ、まじすか、あたたた。まいったなー、これから考えるしかない」
外国人観光客も困惑です。
■通訳の女性
「今から京都に行くんですけど、もう席がいっぱいで乗れない」
小学生は広島の祖母の家から、関東に戻る予定でした。
■東京と神奈川に戻る孫
「大雨で帰れないかもってなって迷っているところです」
Qきょう帰れなかったら?
「もう一泊かな」
Qお孫さんがもう一泊したら?
「大歓迎です」
広島から東京へ向かっていた乗客によると、兵庫県の姫路駅で2時間以上足止めに…。ホームには弁当を買い求めるこの長い列です。関東に向かっていた広島テレビの取材班も新大阪に到着するまでおよそ5時間かかりました。
みどりの窓口には一時、200人以上が並ぶなど、混雑した広島駅。JR西日本は、17日は東海道新幹線との直通を含め通常運行できるか検討しています。(16日午後7時時点)
【2023年8月16日放送】