広島県内のテレビ局が制作した平和関連番組を共同で上映するイベントが今年も広島市内で開かれています。
原爆資料館ではじまった「テレビが記録したヒロシマ」…。県内5つのテレビ局が原爆や平和に関するドキュメンタリーなどを共同で上映します。ことしで7回目の開催となりました。初日の16日は、原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの兄と、その息子が戦争の記憶をたどるドキュメンタリーのほか、アニメーションなど10作品が上映されました。
■埼玉県からの親子
「今ロシアとか海外で起こっている紛争もこういう映像を見ることによって何か防げる手立てになるんじゃないかと感じた。怖いとこもあったけど見られて良かったと思います」
「テレビが記録したヒロシマ」は入場無料で、8月20日まで開かれています。
また、原爆資料館は16日も入場を待つ観光客の列ができていました。
■神奈川県からの親子
「台風で本当はきのうから来てるつもりだったのがちょっとずらしてきょう来た原爆ドームを見せたくて夏休みに」(Qドームを見てどうか)「あれだけ残っているのはすごいなと思いました」
様々な形で平和を発信する資料館はお盆休み終盤も、全国各地から訪れる人でにぎわっています。【2023年8月16日放送】