【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル＝146円40銭と昨年11月以来、約9カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。日本政府と日銀が昨年9月に為替介入に踏み切った際の水準よりも円安ドル高が進んだ。
米連邦準備制度理事会（FRB）がこの日発表した前回連邦公開市場委員会（FOMC）の議事録の内容を受けて利上げ継続観測が強まり、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大が意識され、運用に有利なドル買い円売りが加速した。
午後5時現在は、前日比78銭円安ドル高の1ドル＝146円30～40銭を付けた。ユーロは1ユーロ＝1.0873～83ドル、159円12～22銭。
