1定点当たり11.55人 県内新型コロナ、7~13日

 県は16日、県内42の定点医療機関を通じた新型コロナウイルスの発生動向(7~13日)を公表した。県全体で、この1週間の患者報告数は485人(前週比49人減)で、1定点当たりは0.93倍の11.55人(同0.87人減)。4週ぶりの減少に転じたものの、横ばい傾向が続いているため、県は換気などの基本的対策を呼びかけている。

 1定点当たりの患者報告数は保健所別で村山15.9人(同1.6人減)、置賜15.38人(同1.25人増)、山形市11.78人(同2.78人減)、最上8.25人(同1.25人減)、庄内5.82人(同0.6人減)。患者485人の年代別は10歳未満123人、10代91人、20代41人、30代42人、40代47人、50代41人、60代42人、70代29人、80歳以上29人だった。

 県内各病院から国への報告を基にした入院者数は16日現在139人で、前週より11人増えた。このうち重症者は3人。

 医療機関の休診により、7~13日は定点数が通常より1減の42だった。

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