シティでもUEFAスーパーカップ制覇のペップ、喜びを実感「このタイトルは本当に嬉しい」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がUEFAスーパーカップでの勝利について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

昨シーズン3冠を達成したチャンピオンズリーグ(CL)王者は、16日にヨーロッパリーグ(EL)王者のセビージャと対戦。モロッコ代表FWユセフ・エン=ネシリに先制ゴールを許しながら、U-21イングランド代表MFコール・パーマーのヘディングゴールで同点に。1-1で90分を戦い終えた後、PK戦で勝利をあげ、今シーズン最初のタイトルを獲得した。

今回の勝利により、バルセロナ、バイエルンに続きシティでもUEFAスーパーカップ優勝を成し遂げたグアルディオラ監督。3つの異なるクラブでUEFAスーパーカップを制した初の指揮官となった。

グアルディオラ監督は今回の一戦を振り返り、特に好セーブを連発したブラジル代表GKエデルソンのパフォーマンスを称賛している。

「(タイトルを獲得できて)とても誇りに思う。シーズンの序盤であることや相手のクオリティを見れば、それはわかりきったことだ」

「我々はラッキーだった。チャンピオンズリーグの決勝のように、エディ(エデルソン)が良い場面でチームを救ってくれた」

「全般的に試合はとても良かった。後半の最後の30分間はより良いプレーができた」

グアルディオラ監督はPK戦の末にアーセナルに敗れた6日のコミュニティ・シールドや昨シーズンのCL決勝インテル戦を引き合いに出しながらタイトル獲得の喜びを語り、年末のクラブ・ワールドカップにも目を向けた。

「1週間前(のコミュニティシールドで)はPK戦で負けたが、今日は勝つことができた」

「セビージャには国際経験が豊富な別格のキーパーがいるし、前線でのサイドバックのクオリティも高い。彼らはとてもダイレクトなプレーで前線まで素早くボールを動かしていたし、それをとてもうまく実行していた」

「だけど、全般的には失点した後、特に最後の30分のプレーは良かった。インテルとの(CL)決勝のようにタイトな試合だったし、あの時間帯でのサッカーはコインのようなものだ」

「PK戦の前に得点できたかもしれないが、明日はもっと幸せを感じることができるだろう」

「このタイトルは本当に嬉しい。12月にはクラブワールドカップで優勝するチャンスがある」

スペインの雄との一戦を勝利で終えたシティの次の試合は、19日に行われるプレミアリーグ第2節のニューカッスル戦。中2日で昨シーズンのプレミアリーグを4位で終えた強敵と相見える。

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