ロリス獲得狙うラツィオ、提示した年俸は現守護神の倍以上か

[写真:Getty Images]

ラツィオがトッテナムの元フランス代表GKウーゴ・ロリス(36)との交渉を進めているようだ。

これまでトッテナムの絶対的な守護神として、公式戦通算447試合に出場してきたロリス。しかし、36歳になるベテランは新たな挑戦を求めて今夏退団希望を公言しており、プレミアリーグ開幕戦もメンバー外となった。

経験豊富なロリスにはフィオレンティーナやサウジアラビアのアル・ヒラルが関心を示す中、ラツィオが獲得に接近。すでに選手の代理人と接触しており、加入に向けた交渉を進めているという。

移籍市場に精通するアルフレッド・ペドゥーラ記者によると、ラツィオはロリスに対して240万ユーロ(約3億8000万円)以上の年俸を用意した模様。これはチームでスタメンを張るGKイバン・プロベデルの年俸の倍以上にあたるという。

ロリス側は当初年俸300万ユーロ(約4億7000万円)を求めていたが、現在は要求額の減額に応じる構えとのこと。選手は今後数日間で、ラツィオへ加入するかの決断を下す予定と報じられている。

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