なでしこジャパン選手も所属!「X-girl」がWEリーグ6チームの23-24新ユニフォームを発表

今年の女子ワールドカップでベスト8入りを果たした日本女子代表(なでしこジャパン)。今大会のメンバー23名のうち14名がプレーするのが、女子プロサッカーリーグ「」WEリーグだ。

そのWEリーグに所属する6チームのユニフォームを担当するファッションブランド「X-girl」((株)ビーズインターナショナル)は9日、2023-24シーズンの新ユニフォームを発表した。

昨季から継続する5チームのユニフォームはさらに個性的となり、より攻めたデザインという印象。そして今季がWEリーグ初参戦となるセレッソ大阪のデザインは、男子チームの懐かしいユニフォームを想起させる。

マイナビ仙台

マイナビ仙台レディース 2023-24 X-girl ホーム ユニフォーム

ブラシストロークで表現したDIY感あふれるテキスタイルデザイン。マイナビブルーを基調に、風を思わせる濃淡ブルーと仙台市の花であるハギから着想を得たピンクの差し色でアクセントをつけている。

ややシェイプするラインに、仙台の名将・伊達政宗の「兜の三日月」や「サッカーボールの軌道」などをイメージ。パワーとエネルギーに溢れ、躍動感を全開にしたデザインだ。

アルビレックス新潟

アルビレックス新潟レディース 2023-24 X-girl ホーム ユニフォーム

日本三大花火大会の一つ「長岡まつり」の長岡花火や「新潟まつり」の花火ショーなど、大規模な花火大会が有名な新潟県にちなんだ華々しいユニフォーム。

画像のシャツには付いていないが、左胸のエンブレム部分を中心に爆発するようなデザインと、火花や星空を彷彿とさせる細かなドットを無数に広げ、華やかで美しいデザインに仕上げている。

“アルビレックス”は白鳥座の星の名前が由来だが、そんなクラブにふさわしい輝きに満ちた躍動感を表現したユニフォームだ。

ノジマステラ

ノジマステラ神奈川相模原 2023-24 X-girl ホーム ユニフォーム

幾何学模様を敷き詰め、その上を走る稲妻が対照的な印象のユニフォーム。

このグラフィックは相模原市の花「紫陽花(アジサイ)」に着想を得たもの。花言葉は明るさを感じさせる「団欒、和気あいあい」と、クールな「辛抱強さ、無情」という両極端な意味を合わせ持つ。

そんな花言葉のように絆・結束力・仲間の温かさと、プレーでの精悍さを同時に表現し、その一方で落雷のような稲妻で相手に脅威を与えるデザインだ。

ジェフユナイテッド千葉

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2023-24 X-girl ホーム ユニフォーム

市原市、千葉市の都市部と工業地帯の建築物に触発された幾何学模様による総柄デザイン。シャープ、無骨、スマートなどクールでエッジの効いたイメージだ。

デザインを構成するイエローは明度や色使いに差をつけた5色のパターンを使い、チームを支えるスタッフの能力の多彩さ、戦術・戦略のバリエーション、サポーターの声援など、無数の個性が合わさって一つのコミュニティを形成するクラブの力強さを表現している。

ちふれASエルフェン

ちふれASエルフェン埼玉 2023-24 X-girl ホーム ユニフォーム

今シーズンは2種のチェック柄を取り入れたデザインのユニフォームが登場。

肩部分はイギリスの伝統的な織物の格子柄であるタータンチェックで、フットボール発祥の地やその文化に対するリスペクト、フェアプレー、伝統を大切にする想いなど、クラブのミッションに通ずる誠実さを纏う。

裾から立ちのぼるように上昇する現代的なデザインのチェックは、自然や地域からパワーをもらい、冷静にかつ確かな闘志を燃やすイメージを表現。

情熱を持ちながらも上品で穏やかな印象にまとめたデザインに仕上がっている。

セレッソ大阪

セレッソ大阪ヤンマーレディース 2023-24 X-girl ホーム ユニフォーム

ダイレクトに桜の花のイラストを落とし込んだ女子チームならではのデザイン。満開の桜の花を選手とサポーターに見立てて、全部で12個描いている。

ドットウェーブはサポーターの声援が大きなうねりとなり選手たちとともに躍動する様子を表現。ベースのデザインはトップ(男子)チームのセレッソ大阪がJ初年度の1995年に着た桜柄ユニフォームへのリスペクトだ。

昨季までのなでしこ1部リーグから新たにWEリーグに参戦するチームの“デビュー”を華々しく飾り、力を与える。そんな一着に仕上がっている。

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ここまでご紹介した6チームのユニフォーム販売については、各クラブの公式ウェブサイトまで。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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