PK戦の末にUEFAスーパーカップ敗北のセビージャ、指揮官は決定機逸を悔やむ「とどめの一撃が足りなかった」

[写真:Getty Images]

セビージャのホセ・ルイス・メンディリバル監督がUEFAスーパーカップでの敗北を悔いた。スペイン『マルカ』が伝えている。

16日、ヨーロッパリーグ(EL)王者としてチャンピオンズリーグ(CL)王者のマンチェスター・シティと対戦したセビージャ。モロッコ代表FWユセフ=エン・ネシリが左からのクロスに頭で合わせて先制したものの、後半にシティに同点ゴールを許し、1-1のまま試合はPK戦に突入。5人目のキッカーを務めたセルビア代表DFネマニャ・グデリのシュートがクロスバーに阻まれ、セビージャは惜しくもタイトルを逃した。

メンディリバル監督は試合後、追加点を奪えなかったことに言及。チャンスはあったが決めきれなかったことが痛手だったと主張した。

「このメダルを誇りに思うが、最終局面で決定力を欠いた。我々はうまくやっていたが、とどめの一撃が足りなかった」

「彼(エン=ネシリ)は素晴らしいゴールを決めた後、より大きなチャンスを迎えたが、決めることはできなかった。キーパーとの一対一、0-1の場面でのとても集中したシュート… 試合後に思い返してみると残念だった」

「(シティは)素晴らしいチームだったし、おそらく現時点で世界最高のチームとの対戦だった。我々は良いプレーをしていたし、チャンスも多かった。彼らが多くの局面で我々を支配していたのは事実だが、カウンターから多くのチャンスを作り出すことができた」

2点目を奪えなかったエン=ネシリやPKを外したグデリについて問われたメンディリバル監督は、その責任を追及するのではなく、2人の健闘ぶりを称えた。

「ハグをしたいし、彼らの仕事ぶりは高評価に値する。大事なのはそこにいることであり、彼らはそこにいてくれた。エン=ネシリは3本あったうちの1本が入らなかったし、PKはPKを蹴った者だけが失敗する。彼らの努力には感謝しなければならない」

© 株式会社シーソーゲーム