首都圏の新築マンション高騰続く 7月、平均9940万円

東京・晴海の「晴海フラッグ」

 不動産経済研究所が17日に発表した首都圏(1都3県)の7月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月に比べ55.8%高い9940万円で、5カ月連続の上昇となった。東京23区内の高額物件が価格を押し上げた。

 発売戸数は14.2%増の2591戸。湾岸エリアで人気の「晴海フラッグ」(東京都中央区)が大量に発売され、9カ月ぶりの増加となった。

 同研究所の担当者は「今年はこれからも大型の注目物件が出てくる」と話し、首都圏のマンション価格は高止まりする見通しだと説明した。

 地域別平均価格は東京23区が84.8%上昇の1億3340万円、23区以外の都内は9.4%上昇の5807万円。

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