頼氏に「台湾の防衛力支援」強調 米在台協会トップ

16日、米サンフランシスコで開かれた会合であいさつする米在台協会(AIT)ワシントン本部のローゼンバーガー会長(中央通信社=共同)

 【台北共同】米代表機関、米在台協会(AIT)トップであるワシントン本部のローゼンバーガー会長は16日(現地時間)、台湾の頼清徳副総統の米西部サンフランシスコ訪問を歓迎する会合に出席し「台湾の防衛力(向上)を米国が支援する決意はとても固い」と述べ、中国の圧力を受ける台湾を軍事面で支える意志を表明した。

 ローゼンバーガー氏は米国にとって台湾は世界の平和と安定を維持するための「重要なパートナー」だと強調。経済貿易分野で協力を強化していきたいと述べた。

 頼氏も「蔡英文総統の指導下で皆が協力し、今の台米関係はこれまでにないほど良好だ」と述べ、米台の友好をアピールした。

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