「大雨で沢が増水していて、渡れない」毛無山(けなしやま)下山中の男女5人のグループを救助=静岡県警

8月17日、静岡県富士宮市の毛無山を下山中に局地的な大雨で沢が増水し、沢を渡れなくなった20代の会社員の男性ら男女5人が、警察や消防に救助されました。男性らに、けがはありませんでした。

警察によりますと、17日午後5時頃、富士宮市麓の毛無山を下山中の男性から「大雨で沢が増水していて、渡れない」と消防に通報がありました。警察の山岳遭難救助隊員ら5人が救助に向かい、午後7時過ぎ、男性らを救助しました。救助されたのは東京都に住む会社員の男性(29)ら男女5人です。男性らにけがはありませんでした。

男性らは、17日午前9時半から登山を始め、午後1時に登頂し、下山している最中に局地的な大雨に遭い、沢の水が増水したため沢を渡れなくなったということです。
男性らの服装や計画には、特に問題はありませんでした。警察は、「天候や周囲の状況に十分注意をしましょう」と呼び掛けています。

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