マリナーズ3連勝 フリオ・ロドリゲスが5打数5安打5打点の活躍

【マリナーズ6-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ワイルドカード争いで3位ブルージェイズを1ゲーム差で追うマリナーズは、2点ビハインドで迎えた8回表にフリオ・ロドリゲスの20号3ランで逆転に成功。6対4で勝利してロイヤルズ4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、試合がなかったブルージェイズとのゲーム差を0.5に縮めた。マリナーズ2番手のアイザイア・キャンベルが3勝目(0敗)をマークし、4番手のマット・ブラッシュは4セーブ目を記録。ロイヤルズ5番手のカルロス・ヘルナンデスが8敗目(1勝)を喫した。

逆転でのワイルドカード獲得のためにも下位チーム相手の取りこぼしだけは避けたいマリナーズ。2回表にロドリゲスのタイムリーで先制したあと、4回裏にネルソン・ベラスケスの7号ソロで追いつかれたが、6回表にロドリゲスのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功した。ところが、6回裏に2本のタイムリーなどで3点を奪われ、2対4と2点のビハインドに。しかし、8回表にロドリゲスの20号3ランで一気に試合をひっくり返すと、9回表にはカル・ローリーが貴重な追加点となる22号ソロを放ち、6対4で逆転勝利を収めて連勝を3に伸ばした。

逆転弾を放ったロドリゲスは5打数5安打5打点の大暴れ。前日の試合でも4安打を放っており、2試合連続4安打以上はイチロー、ケンドリス・モラレス、ディー・ストレンジ=ゴードンに続いて球団史上4人目の快挙となった。8回表に放った20号逆転3ランでデビューから2年連続の「20-20」も達成。これはボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)に続く史上2人目の快挙である。8月は15試合で打率.377、OPS1.042と絶好調。シーズンの重要な時期に、昨季の新人王が一気に調子を上げてきた。

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