そば粉シフォンケーキ専門店、福井県にオープン スイーツ好きのIT社長が一念発起「ソボクニシフォン」

福井県産そば粉で作ったシフォンケーキ=福井県福井市新田塚2丁目のソボクニシフォン

 そば粉を使ったシフォンケーキ専門店「ソボクニシフォン」が、福井県福井市新田塚2丁目にオープンした。そば粉は農薬・化学肥料不使用の県産品にこだわり、食品添加物を使わないなど体に優しい商品を並べている。

 ホームページ制作などのルージー(本社福井県鯖江市川島町、市野浩史社長)が運営。市野社長が、趣味のスイーツ作りをきっかけにシフォンケーキの商品化を決意。約2年前から販売免許取得、設備導入など準備を進めてきた。製造はルージー本社で行い、同社が運営する陶器専門店に併設する形でオープンした。

 原料にそば粉のほか、越前市産の卵、てんさい糖、太白ごま油などを使用。しっとりした食感に優しい甘みが特長という。プレーン、ココア、コーヒー味など6種類。

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 今後、自社の電子商取引(EC)サイトでの販売も予定。市野社長は「ネットによる集客など、自社が持つノウハウを生かし商品をアピールしていく」と話した。1切れ345円。水木曜日は定休。

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