【メッツ４－２カージナルス】＠ブッシュ・スタジアム
ナ・リーグ中地区の最下位タイに沈むカージナルスは、通算199勝目を目指してアダム・ウェインライトが先発し、６回４安打３失点でクオリティ・スタートを達成する力投。しかし、打線に元気がなく、２対４で敗れ、ウェインライトは通算200勝達成に向けてまたも足踏みとなった。メッツ先発のホセ・キンタナが７回途中３安打２失点で今季初勝利（４敗）をマークし、４番手のトレバー・ゴットは今季初セーブを記録。ウェインライトは８敗目（３勝）を喫した。
先発ローテーションからの降格も取り沙汰される崖っぷちの状況のなか、ウェインライトは３回まで無失点に抑える好投を見せていたが、４回表にピート・アロンソに37号２ランを浴びて先制点を献上。５回表には連続四球でピンチを招き、フランシスコ・リンドーアのタイムリー二塁打で３点目を失った。それでも93球で６イニングを投げ抜き、今季２度目となるクオリティ・スタートを達成。先発投手としての役割を果たすことはできたと言えるだろう。
カージナルスは７回裏にようやく反撃し、タイラー・オニールの７号ソロとアレック・バーレソンの犠飛で２点を返して１点差に。しかし、９回表にティム・ロカストロの１号ソロで追加点を奪われ、９回裏に二死１・２塁のチャンスを作ったものの、２対４で敗れた。
なお、前日の試合で股間付近に自打球が当たって途中交代したカージナルスのラーズ・ヌートバーはスタメンを外れてベンチスタート。最後まで出場機会がなかった。
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