モスクワに無人機攻撃 撃墜、死傷者なしと市長

ソビャニン・モスクワ市長(タス=共同)

 ロシア国防省は18日、同日早朝にモスクワとその周辺に向けてウクライナが無人機(ドローン)攻撃を行ったと発表した。モスクワのソビャニン市長も通信アプリで、市中心部に無人機攻撃があったと明らかにした。撃墜され地上に破片が散乱しているが、死傷者はないという。

 ロイター通信は目撃者の話として、中心部の高層ビル群「モスクワ・シティ」の一角で大きな爆発音がしたと伝えた。モスクワ・シティには行政機関や日本企業が入居しており、クレムリン(大統領府)の西約5キロに位置する。

 モスクワとその周辺ではウクライナの無人機による攻撃が続いている。(共同)

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