パドレスがプレーオフ争いから後退 Dバックスとの接戦を落とす

【ダイヤモンドバックス3-1パドレス】@ペトコ・パーク

ナ・リーグのワイルドカード争いで6位のダイヤモンドバックス(貯金1)と7位のパドレス(借金5)の直接対決4連戦が今日からスタート。その初戦はエースのザック・ギャレンが7回途中3安打1失点の好投を見せたダイヤモンドバックスが勝利し、パドレスはプレーオフ圏内とのゲーム差が5に広がってしまった。好投のギャレンが13勝目(5敗)を挙げ、ダイヤモンドバックス3番手のジャスティン・マルティネスはメジャー初セーブを記録。パドレス先発のリッチ・ヒルは2発に泣き、13敗目(7勝)を喫した。

パドレスの先発は43歳の大ベテラン、ヒル。5回56球を投げて打たれたヒットはわずか2本だけだったが、その2本が4回表のトミー・ファムの12号先制2ランと5回表のガブリエル・モレノの4号ソロとなり、ダイヤモンドバックスに3点のリードを許した。パドレス打線は5回裏にトレント・グリシャムのタイムリーで1点を返し、2番手のペドロ・アビラは4回1安打無失点の好リリーフを見せたが、9回裏二死1・2塁のチャンスでジェイク・クロネンワースが見逃し三振に倒れて試合終了。4連戦の初戦を落とし、借金6となった。

ナ・リーグのワイルドカード争いは1位フィリーズ、2位ジャイアンツ、3位カブスで、3位からゲーム差なしの4位にレッズとマーリンズが並び、そこから1ゲーム差で6位ダイヤモンドバックスという大混戦。7位のパドレスはカブスとのゲーム差が5に広がり、一歩後退となった。パドレスの得失点差+62はフィリーズやジャイアンツを大きく上回り、ドジャース、ブレーブス、カブスに次ぐリーグ4位の数字。しかし、なかなか投打が上手く噛み合わず、現在も苦しい戦いを強いられている。

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