Three Berry Icecream、ソロ活動25周年記念アルバムを9月21日にリリース! 10月7日の記念イベントでは34年振りにライブを行なうバチェラーズも出演!

カジヒデキらと活動していた渋谷系バンド、ブリッジ(BRIDGE)のメンバーでもあるイケミズマユミのソロユニット、スリーベリーアイスクリーム(Three Berry Icecream)が、2年前にレコードのみでリリースした初のフルアルバムに、ボーナス・トラック2曲を追加した「デビュー25周年記念アルバム」を9月21日にミオベル・レコードからリリースする。 ソロ活動25周年記念となる本作は、サラ・レコードやチェリー・レッド好きにマストな疾走感あふれる「Rainbow mountain road」、ロジャー・ニコルスやゾンビーズを彷彿させるソフトロック「Another World」などレコードに収録されていた9曲に加えて、ベルセバのスチュワート・マードックが監督を務めた映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』で使われた「If you could speak」のカバーなど2曲を追加した全11曲を収録。 本作はソロユニットながら「バンド」をテーマにしたスタジオアルバムであるのも特徴。バンドメンバーにはシマダオサム(Swinging Popsicle / The Caraway)や杉本清隆(orangenoise shortcut)、桜井康史(Corniche Camomile)といったベテラン勢に加えて、岩渕尚史(Sloppy Joe)、廣瀬美紀(h-shallows)などの中堅から若手まで、世代を超えたネオアコ界隈のミュージシャンが集結。 またトランペットに國見智子(WACK WACK RHYTHM BAND)、バイオリンに河辺靖仁(Vasallo Crab 75)、ヴィオラに田中景子(チドリカルテット)が参加したほか、コーラスに堤田浩士(ex.Johnny Dee)とスペイン在住のバンド、キャプテン・サンライズ(Capitán Sunrise)のサンティ・ディエゴ(Santi Diego)も。そしてボーナス・トラックのゲストボーカルにはイケミズマユミとも旧知の仲であるグラスゴー在住のブレント・ケンジ(Brent Kenji、The Fairways 他)も参加するなど、ネオアコやソフトロックに精通した国内外の多彩なゲストを迎えたことで、これまでにはなかった新しいスリーベリーアイスクリームのサウンドが生まれた。 ミックス・エンジニアにはハンマー・レーベルの森達彦、マスタリング・エンジニアにはマイクロスターの佐藤清喜らベテラン勢を引き続き起用、20年代ネオアコ・ソフトロックを代表するといっても過言ではない作品に仕上がっている。 なお、アルバムの初期購入者特典として非売品のイケミズマユミのソロ活動25年を振り返った特製DVDが付属する予定。特典映像は約1時間を予定しており、25年間の80回以上にわたるライブ活動や、リリースの数々を当時の映像、写真、音源で振り返る内容となっており、スリーベリーアイスクリームのファンはもとより、日本のネオアコファンにとっても貴重な資料になりそうだ。

▲The Bachelors

また10月7日には、ソロ活動25周年を記念したイベント『POPS Parade vol.38「Miobell Records presents “Three Berry Icecream 25th Anniversary Event”」』が東京・代官山の「晴れた空に豆まいて」で開催される予定。スリーベリーアイスクリームはもちろんのこと、イケミズマユミがかつて在籍し、当時フリッパーズ・ギターの前身バンドとなるロリポップ・ソニックらとも対バンをしていた日本最古のネオアコースティックバンドのバチェラーズ(The Bachelors)が34年ぶりとなるライブを行なうほか、シークレット・バンドも登場予定とのことで、日本のネオアコースティックの歴史を語る上でも重要なイベントになりそうだ。

▼「Rainbow mountain road」Music Video

https://www.youtube.com/watch?v=Q-CNBwyihno

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