【熱海土石流】「復興計画見直しを」被災者らが“改訂案”を市に提出(静岡県)

2021年、熱海市で起きた土石流災害をめぐり、一部の被災者らが独自に見直した復興計画の改訂案を市に提出しました。

8月17日、熱海市役所を訪れたのは、熱海市が策定した「復興計画」の見直しを求めている一部の被災者やまちづくりの専門家です。被災者らは、土石流で被災した逢初川の復旧工事にかかわる用地買収が3割ほどにとどまっているとして「復興計画」をそのまま進めることは難しいと指摘しました。

その上で、河川や道路を整備する工法を見直し、買収が必要な用地を最小限に抑えた「復興計画」の改訂案を市に提出しました。熱海市の担当者は「改善すべき点は改善し、復興に反映していきたい」と話しました。

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