広島市中央卸売市場 建て替え事業者決定 落札額は約518億5800万円 全棟完成は2032年度

広島市西区の広島市中央卸売市場が老朽化したことに伴う建て替え事業者が決まりました。落札したのは、東京に本社を置くゼネコンの五洋建設などの共同企業体で、落札額はおよそ518億5800万円です。

広島市西区にある中央卸売市場は耐震強度が不足していることが判明。市は2016年、同じ場所に全面建て替えする事を決めました。再整備では、安芸区の東部市場も統合する予定で広島市は、9月の市議会定例会で議決後に契約します。工事は、青果棟から始まる予定で、その後、水産、花きの卸売り市場を順次建て替えます。全棟が完成するのは、2032年度の予定です。

《2023年8月18日》

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