「施設は事故の可能性を高める」中間貯蔵施設建設計画に撤回を申し入れ 広島の市民団体が中国電力に

中国電力が山口県上関町に計画している中間貯蔵施設の建設に対し、広島の市民団体が計画撤回を求める申し入れを行いました。

原子力発電所から出る使用済み核燃料を一時的に保管する「中間貯蔵施設」を巡っては、中国電力が、山口県上関町に対し、施設建設に向けた調査を申し入れています。これに対し広島の市民団体は17日、中国電力本社前で「施設の建設は事故の可能性を高める」として計画を撤回するよう申し入れを行いました。

■NAZEN ヒロシマ 保科 衣羽 さん

「安全な暮らしを一番求めている住民の皆さんと一体で反対の運動を続けないといけない」

上関町は18日、臨時町議会を開き、各議員の意見を聞いた上で調査の受け入れを判断する見込みです。

【2023年8月17日放送】

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