「僕の夢が叶った」キャプテンとしてチームを支えた遠藤航、リバプール移籍でシュツットガルトに感謝「またいつか、シュツットガルトで会いましょう」

[写真:Getty Images]

リバプールへと移籍が決まった日本代表MF遠藤航が、シュツットガルトへ感謝のメッセージを送った。クラブ公式サイトが伝えた。

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18日、リバプールはシュツットガルトから遠藤の獲得を発表。完全移籍での加入となり、4年契約を結んだとされている。

今夏の遠藤はステップアップの話がありながらも、移籍の話は進展せずにシュツットガルトでのプレーが濃厚と見られていた。シーズン初戦となったDFBポカールでもいきなりゴールを決めた中、中盤の補強にことごとく失敗していたリバプール行きの噂が急浮上。すると、そこから2日で一気に正式契約まで辿り着くこととなった。

あっという間の移籍劇。かつては2部から1部昇格へ貢献し、キャプテンに就任してからは、ブンデスリーガのデュエルキングに君臨。2部降格の危機から2年連続でチームを救うなど、名前を文字って「LEGENDO」とも言われるほど、チームに愛されていた。

開幕直前での電撃移籍となった遠藤は、シュツットガルトを通じてコメント。クラブ、ファンに感謝の言葉を送った。

「近年、シュツットガルトでキャプテンを務められたことは僕にとって光栄でした。常に誇りを持ってジャージを着て、守ってきました」

「ファンの素晴らしいサポートと過ごした時間を決して忘れることはありません。家族と僕は、常にシュツットガルトを心の中に持ち続けます」

「あなた方は僕たちの家でした。それに感謝しています。この素晴らしいクラブと皆さんの将来の幸運を祈っています」

「チームメイト、監督、スタッフの全員に感謝したいと思います。そして何よりも、もちろん、僕たちの共通の道に常にインスピレーションを与えてくれる傑出したファンの皆さんに感謝します」

「リバプールへの移籍により、僕にとっての夢が叶いました。これについても、僕をサポートしてくれた経営陣に感謝したいと思います。世界的に有名な、アンフィールド・ロードでプレーする機会を得ました」

「このような機会を与えていただいたことにも、感謝したいと思います。ここで僕は今のような選手になり、リバプールでプレーするようになりました」

「カンシュタット(シュツットガルトの地名)のレッズからリバプールのレッズへ。素晴らしいことであり、とても光栄です!またいつか、シュツットガルトで会いましょう」

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