バイエルンに移籍したイングランド代表FWハリー・ケインがいきなり言語の壁に躓いた。
12日にバイエルン移籍が決まったケイン。下部組織時代から在籍するトッテナムに多大な貢献をしていた中、ついに新天地を求めた。
12日に行われたDFLスーパーカップのRBライプツィヒ戦で加入後即デビューを果たしたケインだったが、デビュー戦では意外なところで注目を集めることとなった。
0-2と2点のビハインドで迎えた64分にピッチに入ったケイン。反撃したいバイエルンだったが、直後の67分にCKの流れからPKを与えてしまうことになる。
これ以上の失点は許されないバイエルンの選手たちは、試合を決定づけかねない判定に続々と抗議。ハンドしてしまったDFヌサイル・マズラウィやキャプテンのMFジョシュア・キミッヒが主審に詰め寄る。ケインも近づいたものの、会話がドイツ語で行われていたのか、近くでそのやり取りを見守るだけだった。
その姿は、SNS上でも大きな話題に。「ケインはドイツ語を話せないことを思い出した」、「ケイン頑張れ!」、「可愛い」、「ドイツ語はこれからみたいだ」と反響が寄せられたほか、『サン』、『エクスプレス』、『talkSPORT』、『デイリー・メール』など英メディアもこぞって取り上げていた。
なお、ケインは13日に改めてバイエルン入団会見を実施。その場でこれからドイツ語の勉強にも取り組んでいくと、努力を惜しまないつもりであることを語っていた。